最近ではTVや新聞または折り込みチラシにも、
「金・プラチナで投資しよう!」とか、「貴金属高価買取」「金相場高騰中」と金がクローズアップされる機会が増えてきました。
一度は「18金」とか「プラチナ950」とか「24金」という単語を聞いたことはありますよね。でも、こんな疑問って抱いたことはありませんか?
「どうしてK18やK24という金(ゴールド)は24分率で表記されるの?」
この答えには「なるほど!」と納得できる理由があったのです。
金の表記について | ブランド買取の疑問を解決!
最近ではTVや新聞または折り込みチラシにも、
「金・プラチナで投資しよう!」とか、「貴金属高価買取」「金相場高騰中」と金がクローズアップされる機会が増えてきました。
一度は「18金」とか「プラチナ950」とか「24金」という単語を聞いたことはありますよね。でも、こんな疑問って抱いたことはありませんか?
「どうしてK18やK24という金(ゴールド)は24分率で表記されるの?」
この答えには「なるほど!」と納得できる理由があったのです。
● 婚約指輪や結婚指輪で贈られるエンゲージリングには「Pt900」
● バブル時代に大流行した金の喜平ネックレスは「K18」
● メープルコインや小判などで使われる金は「K24」
● プラチナ製のネックレスのほとんどは「Pt850」
このようにゴールドやプラチナの貴金属でも使用される貴金属の種類が多数あります。
そして、ネックレスや指輪には必ず「K18」や「Pt850」という英数字の刻印がどこかしらに打たれています。
その「K18」といった「英字+数字」の組み合わせは、
「何の貴金属が何パーセントの割合で確かに含まれている。」という事を意味します。
貴金属が金ならば、「K」という刻印になり、プラチナならば「Pt」という刻印になります。
「K」はkaratの頭文字で、karatには「金製品の金の純度を24分率で示す単位」と定義されます。「Pt」はplatinumの頭文字で、プラチナの元素記号である「Pt」をそのまま使用していまます。
例えば、 プラチナ900(=Pt900)は、 「この貴金属にはプラチナが90%含まれており残り10%は他の貴金属が含まれている。」 ということになります。
また、 18金(=K18)は、 「この貴金属には金(ゴールド)が75%含まれており残り25%は他の貴金属が含まれている」 ということなんです。
要は、「含有率」を刻印しているんですね。
プラチナや銀は1000分率で表記するのに、どうして金だけが24分率で表記するのでしょうか??
確かに純金のことを1000金とは言わず、24金と表記します。逆に純プラチナのことをプラチナ24とは言いません。
必ずプラチナ1000と表記します。シルバーもプラチナと同じで表記は1000分率です。
その理由は、
「それぞれの貴金属の歴史の違いからそのように表記されるようになった」
という説が有力です。
金は古代から貴金属として扱われており、当時から大変貴重な金属として位置付けられていました。
そして、金が貴金属として認知され始めた時代には、『パーセント』という概念がありませんでした。
1日が24時間であることから、貴金属をはじめ全ての基準の数値は24分率で表わされていたのです。
つまり、当時では、 MAXが『100』ではなく、『24』だったということなんです。
パーセントの概念が生まれる以前の時代より金は大変貴重であり、 金の含有率はその当時から重要視しなければならない数字だったのです。
つまり、どれだけの比率で金が含まれているかを明記し、 価値を分別しようとしてたということになります。
そして、 プラチナやシルバーが貴金属として認知されるようになった時には、パーセントの概念が既に世の中に存在し、 さらにパーセント表記から派生した1000分率という表記も存在してたので、 プラチナ、シルバーは1000分率で表記されるようになったのです。
14金では金の含有量は59.4%、22金では金の含有量は91.6%になりますので、 MAXを100で表すパーセントでの表記(100分率)よりも、 1000分率の方がより細かく、分かりやすく表記できるということで、 プラチナやシルバーの表記には1000分率が採用されたそうです。